入社初日からフリー客ラッシュ、ゼロから450万円の指名売上──“売れる美容師”はCOVER HAIRだからこそ生まれる

後藤泰佑(ごとうだいすけ)さんが埼玉を中心に店舗展開するCOVER HAIR(カバーヘア)に転職したのは、前社でスタイリストデビューのタイミング。代表の谷本さんに誘われて決めた道だったといいますが、すぐに指名売上は100万円に到達。現在は社内一の売れっ子スタイリストになり、「稼ぎたい」という夢を叶えました。後藤さんはどのようにして夢を叶えたのでしょうか?
集客の壁にぶつかり、思うように売上が伸びない、そんな経験をした美容師さんにぜひ読んでほしい記事です。
美容師の努力のみに任せず、バックオフィスが集客を全面サポート!

美容師を志したのは、友人に誘われたのがきっかけでした。そこまで強い動機があったわけではなく、「美容師になるなら東京かな」と漠然と思い、仙台の美容専門学校を卒業して、20歳で上京しました。
最初に入社したのは、COVER HAIRの代表である谷本(一典)がマネージャーを務めていた都内の美容室でした。そこで約3年半、アシスタントとして経験を積みました。僕がその後、別のサロンで半年ほど働いているあいだに谷本が独立してCOVER HAIRを立ち上げて、そのタイミングで、「来ないか」と声をかけてもらいました。
前の会社の上司に相談したところ、「いい話だと思うよ」と背中を押され、なんとなくの流れでCOVER HAIRに入社したんですよ。でも、この“なんとなく”の選択が、自分の美容師人生を大きく変えることになりました。

COVER HAIRには、ちょうどデビューのタイミングで入社しました。
驚いたのは、入社当初から集客にまったく困らなかったことです。どの店舗もフリー客に恵まれた繁盛店で、自分で集客をしなくても、次々と新規のお客さまに対応できる環境が整っていたんです。
その理由のひとつは、バックオフィスの存在です。集客サイトなどへの掲載、スタイル撮影の運用、既存客へのDM配信や自社アプリの管理など、現場以外の力が非常に大きい。口コミのご依頼やブログ更新、来店時のお客さまとのコミュニケーションや、スタッフとの連携によってつながるリピートなど多くのサポートがあります。現場美容師を支えてくれる仕組みがあるというのは、COVER HAIRの大きな武器だと思います。
次回予約率70%! デビュー時から続けている手書きDMの確かな成果

僕はもともと「売上を上げて稼ぎたい」という気持ちが強く、美容師としての原点もそこにありました。アシスタント時代からスタイリストの数字を見るのが好きで、よくアシスタントにつかせていただいていたスタイリストや、店舗の数字がのびてくれることが自分のモチベーションになっていたんです。
スタイリスト1年目から指名売上は100万円を超え、順調そのもの。そこから徐々にアベレージも伸びていきました。今では、指名売上の平均は400~450万円、多いときは550万円に達することもあります。
数字が伸びた背景には、あるときに訪れた視点の変化がありました。お話ししたとおり、最初は「売上を上げたい」「稼ぎたい」が先行していて、そのためにお客さまに尽くしてきましたが、月200万円を超えるようになった頃から、お客さまから「あなたに担当してもらってから髪の悩みが解消された」「切ってもらうようになってから髪質が本当に良くなった」と言われることがすごく増えてきたんです。そこから、「自分の技術で、髪を通して人のライフスタイルに関われる」ことの意味に気づき、自分の美容師としての【価値】を高め、美容師という仕事を通して世の中の人の役に立ちたいと強く考えるようになりました。
COVER HAIRはとにかく集客力がすごいので、たくさんのお客さまを担当したことで、技術が磨かれた結果なのかもしれませんね。量(経験)を重ねたことで、対応力にしても技術にしても、本質を捉える力が徐々に身についていったのだと思います。その時期を境に売上がさらに向上していきました。

この変化とは別に、集客施策として僕がずっと続けているのが手書きDMです。デビュー当初から、お客さまが常連化するまでは、来店後1週間以内に一度、そして次回来店予定のサイクルが来る直前にもう一度、お客さま一人ひとりに合わせた計2枚のハガキを今でも送っています。
ハガキを送り始めた当時から、来店時の技術はもちろん力を尽くしています。技量が足りない若手の頃だとしても、退店後のコミュニケーションが優れていれば「またこの人にお願いしてみようかな」とチャンスをもらえることがあるんですよね。技術も昔より精度が上がってきたことに加えて、今の時代だからこそ【手書き】で“自分のためだけに書いてくれている”と感じてもらえることで、お客さまとサロンワーク以外でも信頼構築することができ、次回予約率は70%以上を保つことができています。
最初にバックオフィスの存在感が大きいとお話ししましたが、それを頼るばかりでなく、自分のできる施策で、指名の数を積み上げてきました。

教育者として。「教える」ではなく「共に学ぶ」という姿勢

現在はCOVER HAIRに入って13年目。9年前からは大宮西口店の店長を務めています。当時から、指名売上を維持しながらスタッフの教育にも携わってきました。
教育で心がけているのは、「教えている」という感覚ではなく、「自分も教わっている」という姿勢を大切にすることです。「例えば、このスタッフができないのは、自分の教え方に課題があるのではないか? 自分の引き出しが足りていない可能性があるのではないか?」と矢印を自分に向けるようにしています。その甲斐あってか、自分の教育力も磨かれ、スタッフも成長してくれました。

また、教育を通して身についた力として大きいと思うのは、傾聴力と理解力、あとは自分の頭で考えたことを言語化する力です。その3つの力は全て、お客さま対応にも必要不可欠なスキルです。それが日々の教育やスタッフとの関わりを通して積み重なり、磨かれてきたので、自分を成長させてくれたスタッフには感謝しています。
また、COVER HAIRでは代表による人格形成の勉強会が定期的に行われています。全スタッフが参加するため、物事の考え方や捉え方、人間性を学ぶ機会があることで、社内に共通の価値観が生まれ、教育や働き方についての信頼関係が築きやすい土壌ができていると感じます。

COVER HAIRには、月指名200万円を超える精鋭たちが各店舗にいます。一人ひとり【ウリ】が違い、個性豊かなスタイリストたちです。「売上を上げたい」「技術を磨きたい」という思いを持つ美容師さんにとっては、どの店舗でもそういったスタイリストから学ぶことのできる環境だと思います。
本気で美容師として成功したいなら、一度COVER HAIRの扉を叩いてみてください。きっと、自分の可能性を広げられる場所がここにはあります。

- プロフィール
- COVER HAIR 大宮西口店店長・ジェネラルディレクター
後藤泰佑(ごとう だいすけ)山形県出身。仙台理容美容専門学校卒業後、都内のサロンに入社。その後1店舗を経てCOVER HAIRに。入社直後から順調に売上を伸ばし、現在はアベレージで指名売上450万円を達成。プレイヤーとして多くの顧客を抱えながら、後進の教育にも熱意を注ぐ。
https://www.qjnavi.jp/special/pr/704315_attraction/ 2025.8.5 掲載記事




